内容説明
辣腕ネゴシエーター＝狡猾なトラは、「双方の利益になるように」と、にこやかに言いながらあなたに譲歩を強いる。そのワナにはまらないためには…？今日から使える交渉の「思考と技術」。
目次
欲しいと思うのをやめてみる
刑事コロンボになってみる
ノーと言ってみる、ノーと言わせてみる
自分のミッションを書き出してみる
人事を尽くして天命を待つ
質問をして相手に答えさせる
釣り糸をたるませてみる
頭のキャンバスを白紙にする
相手の痛みを描きだす
いつも予算を意識するようにする
隠れた実力者をあぶり出す
大事なことは議題に取り上げて話し合う
プレゼンはしないですませる
「ペイ・フォワード」をやってみる
著者等紹介
キャンプ，ジム［キャンプ，ジム］［Ｃａｍｐ，Ｊｉｍ］
コーチ２１００社長。米軍の戦闘機のパイロット、民間航空機のパイロットを経て、ビジネスマンとしての経験を積んだ後、交渉術のコーチを始める。以来、２０年にわたり、１５０社以上の企業の数千件の交渉についてコーチングを行ってきた。米国内のビジネススクール数校に講座を持ち、雑誌『インク』が主催するカンファレンス「成長する企業」の基調講演者でもある
池村千秋［イケムラチアキ］
東京都出身。上智大学卒業。書籍・雑誌の翻訳に従事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Toru Takahashi
1
・欲しいという気持ちは、不利な取引の原因 ★相手に好かれようと思うのをやめる ★最初からイエスならば、交渉する必要がない。ノーは交渉成立への道を開くのだ ・会話の主導権は聞いている人。しゃべらせる ・あえて冷や水を浴びせてノーという権利を、相手にビジョンを持たせる ★真剣に耳を傾け、パズルのピースを集めようとしている ・自分の予算は少なく、相手には沢山の予算を(時間エネルギーお金感情) 交渉の価値は予算が増えるほど高くなる ★支払った以上のものは手にできない、高い自己評価を育むことこそ成功の条件2013/11/26
マユ
0
交渉の初心者に向けて原理原則とテクニックを分かりやすく説いた、非常に素晴らしい本。何カ所も線を引き、再読しています。
