内容説明
近年、日本企業の米国進出がさかんに行われている状況のなかで、米国人女性社員や黒人社員の能力を認めようとしない日本企業が、女性差別・人種差別などを理由とした雇用差別訴訟の標的となっている。本書では、あえて企業の実名で差別訴訟の実態を詳細にレポートした。
目次
プロローグ ニッポン式経営神話の崩壊
第1章 「女性はお茶くみ」は通用しない
第2章 「日系企業はマイノリティを雇用しない」
第3章 コミュニケーション・ギャップ
第4章 “人間の顔”を持てない日系企業
第5章 多民族社会アメリカでの均等雇用
エピローグ “マニュアル男”からの脱皮