内容説明
世界中のシステムが、ヘルスケアを標榜しながら、実際には多くの人々から健康と幸福をむしり取っている。これはアメリカのみならず、世界に共通して見られる現象だ。医療制度はもはや崩壊寸前、小手先の改革では立ち行かない。いまこそ、抜本的対策が求められる。
目次
第1部 医療制度の危機(誰のための医療制度か;健康とは何か;医療費が増える理由)
第2部 ヘルスケア業界の課題(処方薬はなぜこんなに高いのか;製薬業界の広告は多すぎるか;アメリカではなぜ薬が高いのか ほか)
第3部 次世代に向けた改革(感染症への挑戦;いまこそ行動のとき;未来との約束)
著者等紹介
マッキンネル,ハンク[マッキンネル,ハンク][McKinnell,Hank]
ファイザー会長兼CEO/ビジネスラウンドテーブル議長。1971年、東京にてファイザー入社。以後、世界各地での勤務を経て2001年5月に会長に就任。以来、指導力と鋭い洞察力が高く評価されている現代のビジネスリーダーの一人である。2003年には米国国連協会のグローバル・リーダーシップ賞を受賞。2004年には「フォーチュン」誌の「最もパワフルな経営者」の一人に選ばれた。アメリカの財界を代表する団体、ビジネスラウンドテーブルの議長を務める
村井章子[ムライアキコ]
翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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