借金1兆円を10年で返したリクルートの現場力―個々の社員による自律型マネジメントの秘密

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借金1兆円を10年で返したリクルートの現場力―個々の社員による自律型マネジメントの秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478312162
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

内容説明

一兆円もの借金を十年余で返済し、儲かる新規ビジネスを次々と生み出すリクルート。その非常識なまでの活力は、どこから生まれてくるのか?ポストカリスマ経営のカギを握る「現場主義」の秘密を、現役社員がはじめて明かした話題の書。

目次

序章 現場の危機―「事件」の後始末とバブル崩壊
第1章 戦略は現場がつくる―PLAN(戦略立案、戦略具体化、資源配分)
第2章 自ら役割を決めて遂行する―DO(役割設定、遂行)
第3章 徹底してオープンな評価―CHECK(評価、組織的学習)
第4章 新規事業は現場が生みだす―ACTION(さらなる事業推進、新規事業創造)
第5章 自律が前提の人事制度―BASE(採用、組織基盤、人事制度)
第6章 現場マネジメントが達成したこと
第7章 リクルートの現場、これからの課題

著者等紹介

井上功[イノウエコウ]
(株)リクルートHCソリューショングループエグゼクティブマーケティングディレクター。1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。86年4月リクルート入社以来、新卒採用領域、中途採用領域、人材開発領域での大手企業を中心としたソリューション実績多数。主に通信業界、戦略コンサルティングファーム、建設業界、電機メーカーなどを担当してきた。代表的な仕事に旧労働省主管「雇用近代化モデル事業」の総合プロデュース、大手システムインテグレータの人員計画策定支援、大手通信会社のインフロー/インターフロー支援、大手IT企業の全社員意識改革等がある。97年、98年には連続してリクルート全社マネジャーMVPを受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

摩周

1
リクルート(以下R)のビジネスモデルは砂時計型。ボトルネックを補っている。R事件後低迷したR。成長実感がない。10年先輩も同じ仕事している。営業をずっとしたいと思わない若手が増えた。などのデモチベーションの危機があったそうです。しかしRはそれを現場力で盛り返す。人に関するストレッチ目標、MBO面談(おまえはどうしたい?)、リーダーの役割(牽引・共感)、キックオフ表彰、WHYでしからずHOWで叱る。(どうすればできるようになるか)生き方を語る。人を使う。変わり続ける文化。 →RのDNAを改めて認識した。2013/02/11

しょうたろう

1
リクルート暗黒時代のお話2011/12/11

Takeru Shimo

0
井上功さんのセミナーをきっかけに購入。リクルートのイノベーション創出の取組みや仕組みが随所に描かれている。志本主義という言葉はすごく響いた。2014/10/14

zen

0
10B 個のマネジメント2013/03/12

ゆーや

0
2012年21冊目。 リクルートに関する本は何冊か読んできたけど、 人物伝ではなく会社の特徴全体を知るには一番良い本だった。 社風や制度が、PDCEサイクルのそれぞれの段階に分けて紹介されているのに加え、 最大の経営資源「人」を活かす人事制度にもかなりの紙面が割かれている。 天才と言われたカリスマだった創業者江副氏が退いてから、 一人によるトップダウンがなくなり、 現場の一人ひとりが経営意識を持たなければならなくなったという記述があった。 想起されたのはブータン前国王:ジグミ・シンゲ・ワンチュク雷龍王2012/03/16

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