内容説明
新たな資本主義に、知識人としてどう対抗すべきか。ポストモダンの話法によって探究するカルチュラル・スタディーズの論考。
目次
序章 何が資本主義のコモンセンスか
第1章 恐竜ダイノソアの喩え―ポストモダンの経済説話
第2章 お持ち帰り殺人―超国家資本と反植民地の経済学
第3章 うんざりする話―情報エコノミーの陰謀とエイジェンシー論
第4章 犬は犬に過ぎない―文学部の価値と市場の政治学
第5章 「エイジェンシー」の形成―教育の経済学と人的資源のマネジメント
著者等紹介
ワトキンズ,エヴァン[ワトキンズ,エヴァン][Watkins,Evan]
カリフォルニア大学デーヴィス校英語学部教授。1968年、カンザス大学で英語学・哲学の学士号取得、1972年、アイオワ大学で英語学の博士号取得
嶋矢昌三[シマヤショウゾウ]
編集者。1997年までダイヤモンド社出版局編集者。1961年、東京学芸大学学芸学部卒業
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