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マンデル貨幣理論

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478210291
  • NDC分類 337.1
  • Cコード C1030

出版社内容情報

「米国の膨大な貿易赤字と基軸通貨ドルの危うさ」を考える上でモデルを提示する、ノーベル経済学賞受賞者マンデルの主要理論書。

内容説明

国際通貨発行の問題は、どの国が世界通貨を創出する特権および利益を持つかに帰着する。準備通貨制度は有効な制度だが、国際通貨発行の利益配分が一方的になる問題がある。ある時期、利益はアメリカに帰属したが、その代わり同国は政策上の制約を甘受しなければならなかった。この問題を解決するためには、多極的政治構造を持つようになった今日の世界に適応する、覇権色の少ない制度を見出す必要がある。世界各国の等しい力関係を反映する国際通貨制度を創出しなければならない。1999年ノーベル経済学賞受賞、マンデル教授の中核理論書。

目次

第1部 新しい貨幣理論(貨幣、公債および利子率;インフレーション、貯蓄および実質利子率;成長、均衡および貨幣利子率;赤字財政と成長 ほか)
第2部 世界経済(貨幣理論と世界金本位制;平価切下げ;通貨地域の相互作用関係;多角的政策と為替相場の変更 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

34
マンデルというと国際経済学で有名ですがこれは貨幣論の教科書です。といっても世界経済論の話も出てくるのですが。もともとは「世界経済の貨幣分析」という名前で出版されていました。前半がインフレ分析を中心とした貨幣理論で、後半が世界経済分析ということで米国あるいは欧州の金融政策の評価などをしています。2015/02/28

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