出版社内容情報
メディアの情報は本当に正しいのか。メディアの構造にメスを入れ,市民が「賢い視聴者・読者」になるためのノウハウを提示。
内容説明
メディアの情報は本当に正しいのか?週刊誌ジャーナリズムの人権侵害やTBSのオウム・ビデオ問題など、続発するメディアの事件。日本のメディアはどうなっているのか。気鋭のメディア学者が、その構造にメスを入れ、市民が「賢い視聴者・読者」になるためのノウハウを具体的に提示する。
目次
第1章 現代メディアの病巣(意識化されない「検閲」の存在;TBSビデオ問題の本質;「朝まで生テレビ」のトリック ほか)
第2章 メディアの現状とメディア・リテラシー(今日の社会とメディア―その光と影;市民主権のメディア改革;市民のためのメディア・リテラシー)
第3章 メディアの公正と社会的責任(報道における「積極的公正中立主義」;震災初期報道からの教訓;メディアは誰のために存在するのか ほか)