内容説明
グリムを知れば、メルヘン街道の旅がもっと楽しくなる。へぇー！そうなんだ！グリム童話を知る楽しい特集が満載。
目次
第１章 グリム兄弟ゆかりの町（メルヘン街道への玄関口フランクフルト；メルヘン街道の始まりの町ハーナウ ほか）
第２章 グリム童話の舞台へ（赤ずきんちゃんの故郷シュヴァルム地方；白雪姫の故郷バート・ヴィルドゥンゲン ほか）
第３章 伝説の町（鉄ひげ医者で知られるハン・ミュンデン；ホレおばさんの故郷バート・ゾーデン・アレンドルフ ほか）
第４章 グリム童話を旅する（メルヘン街道の移動術；メルヘン街道のホテル ほか）
著者等紹介
沖島博美［オキシマヒロミ］
旅行作家。ドイツ語圏を中心に取材・執筆を続ける。ドイツ・グリム兄弟協会会員
朝倉めぐみ［アサクラメグミ］
イラストレーター。多摩美術大学油画科卒業。本の挿絵や挿画などを多数手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リカステ
9
インフルエンザで寝込みながら、気分だけはドイツに行っていた。 フランクフルトから始まるメルヘン街道、その主要なポイントを街毎に解説している。ホテルなどの情報も網羅していて想像しやすくなっている。巻末にはグリム童話第七版の全200話のあらすじが掲載されていて何だか感動した。 ドイツに行くなら夏かな……冬は寒いって言うし、ハーメルンの野外劇なんかも夏前後しかやっていないみたいだし。メルヘン街道の交通には鉄道が良いらしいが、それでもひとつの街を移動する毎に相当時間がかかりそうだなあ。取り敢えずドイツ語頑張ろう。2016/02/11
やまゆ
7
ずっと行きたいと思ってるメルヘン街道。人形劇見て、ザバブルグ城に泊まって、ねずみ捕り男の家でご飯食べて、ブレーメン目指して、ライン川を下るというプランは決まっているのだが、いついけるやら…。2014/06/01
水無月
5
もっと観光や旅行の情報に特化した内容なのかと思っていたら、グリム兄弟や童話に関しての解説が大半を占めていた。街道の解説もあるが当時の時代背景や童話の元になった逸話も多く、読んでいて楽しい。童話の世界観を壊していないイラストのタッチがまた良い。巻末の作品リストや、フランクフルトからの大体の所要時間が載っているのも嬉しい。2019/12/28
ぼのまり
3
グリム童話をメインテーマにグリム兄弟生誕の地ハーナウから「ブレーメンの音楽隊」の地ブレーメンまでを結ぶ街道ぞいにゆかりの深い土地、建物などを紹介したドイツの旅行ガイド。イラストがグリム童話をなぞらえていて、いい演出をしている。テーマを１つに絞って旅行するというのも面白そうです。もちろん、ビールとソーセージがつけば文句無しの旅になること間違いなしだろうなぁ。2013/06/15
tomatona
2
久しぶりにグリム童話とその研究書を読みたくなった。でも、長いんだよね～（童話） ドイツ行きたい！2016/08/27
