同僚に知られずにこっそり出世する方法―社内政治を使いこなす７つのルール

リード，ブレンダン【著】〈Ｒｅｉｄ，Ｂｒｅｎｄａｎ〉/酒井 泰介【訳】

ダイヤモンド社（2015/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 205p／高さ 19cm
• 商品コード 9784478029688
• NDC分類 336.4
• Cコード C0034

出版社内容情報

能力があれば、結果を出せば、あるいは一生懸命やれば認められると一般的には思われているが、それらはすべて神話に過ぎない。著者自身が若手マネジャーの頃、頑張ったのに評価されず、無能な上司が昇進していくのを悔しい思いで見ていた経験から、社内政治を使いこなすための「会社の本当のルール」を伝授。

内容説明

なぜ、あんな「できない人」が出世するのだろう？―そんな疑問と不満を解消！有能なのにうまく行かない人、無能なのに昇進した人の対照的なケースを短い物語で紹介しながら、会社で勝ち残るための本音のルールを伝授。

目次

第１章　能力主義の虚飾を剥ぐ―企業社会の本当のルール（知られざる社内力学；どうしてこうなった？　ほか）
第２章　「結果がすべて」は大まちがい―優先順位を変える（同床異夢；上げ潮に乗る？　ほか）
第３章　本当に評価されるのはどんな人か？―競争相手の正体（彼らの正体は？；彼らの住処は？　ほか）
第４章　社内政治を使いこなす７つのルール―失敗例と成功例から学ぶ（自分のアイデアに決してこだわるな；誰もが嫌う変化を受け入れろ　ほか）
第５章　勝ち残るための７つの戦術―明日から実践できること（実力者リストを作れ；意思決定の枠組みを作れ　ほか）

著者等紹介

リード，ブレンダン［リード，ブレンダン］ ［Ｒｅｉｄ，Ｂｒｅｎｄａｎ］
経営コンサルタント、講演家。数社の企業の経営幹部を歴任したのち、コンサルタントに。普通の企業に勤める大多数のビジネスパーソンのために、シンプルで使いやすいフレームワークを提示し、地に足のついた戦略を伝えている。トロントに在住

酒井泰介［サカイタイスケ］
翻訳者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Humbaba]

会社は神様ではない。そのため、いくらしっかりと仕事をしていたとしてもそれが正しく評価され無いこともある。出世するために必要なことは、能力を高めることではなくて、評価される能力を高めることである。それは必ずしも周囲の人間には評価されないかもしれないが、自分を引き上げてくれる人間に伝える事こそが大切になる。

2015/07/13

[nana_tk]

実績を出しているのに何故か報われない管理職には必読の本。まずは実績は昇格とは何の関係もないことを飲み込むことから始める必要がある。優秀な管理職が昇格できない理由はいろんな本があるが、実力も意欲もないマネージャーが昇格する理由がよくわからなかったので、とても有益だった。

2016/05/15

[しょ]

自分の我を通すのではなく役割を察知できる人間が上に行けるんだな。まとめがあるのがわかりやすくて良かった。

2023/01/31

[takuchan]

役員室を目指すには、得てして決まり悪いことをし、同僚と群れずにいる必要がある。居心地が悪いがこれが効くのだ。/ 巻末のまとめがわかりやすい。

2018/02/11