金融緩和はなぜ過大評価されるのか―政治に翻弄される日銀の実力と限界

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金融緩和はなぜ過大評価されるのか―政治に翻弄される日銀の実力と限界

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478024102
  • NDC分類 338.3
  • Cコード C0033

内容説明

アベノミクスは、緩和策の効果最大化と財政規律の維持を両立できるのか。世界最大級の緩和策の効果や、日銀の独立性、総裁人事など全解明。

目次

第1章 金融政策がデフレは解決できるのか(中央銀行が注目される理由;どうすればデフレから脱却ができる?;インフレ・ターゲティングの考え方)
第2章 金融政策と為替・株の関係(金融緩和と為替レートの誤解;日銀による外債購入の是非;金融政策で本当に株は上がるのか;第3章 日銀の独立性はなぜ大切なのか(独立性が必要な理由;独立性獲得の歴史;日銀のガバナンスとコミュニケーション)
第4章 なぜ、国債は暴落しないのか(財政赤字拡大を尻目に上昇する国債相場;日銀による国債引き受けの真実)
第5章 日銀の役割を再検討する(バブル発生のメカニズムと中央銀行;修正すべきコミュニケーション戦略)

著者等紹介

藤田勉[フジタツトム]
シティグループ証券株式会社取締役副会長。一橋大学大学院博士課程修了、経営法博士。北京大学日本研究センター特約研究員。慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員。慶應義塾大学「グローバル金融市場論」講師。2006~2010年日経アナリストランキング日本株ストラテジスト部門5年連続1位。内閣官房経済部市場動向研究会委員、経済産業省企業価値研究会委員、環境省環境金融行動原則起草委員会委員、早稲田大学商学部講師、第20回日本証券アナリスト大会実行委員会委員長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スプライト

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いきなり日銀の金融緩和は十分との主張だが、その根拠は増加率ではなく増加幅。詐欺的主張じゃないか。また金融緩和効果は限定的との主張だが、財政政策なくしてそうなるのは当然。後半は中銀のシステム等についての細かな内容であまり役に立たない。2013/04/13

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