日本一のチームをつくる―地域密着が成功の鍵!プロ野球とJリーグで社長を務めたただ一人の男の改革マネジメント

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日本一のチームをつくる―地域密着が成功の鍵!プロ野球とJリーグで社長を務めたただ一人の男の改革マネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478017180
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0034

内容説明

北海道日本ハムファイターズとセレッソ大阪。2つのチームを再生・変貌させた要因は、「その土地の特性を生かすこと」だった。

目次

第1章 街が熱く、ひとつになった日―根付いた証「平均視聴率52,5%、瞬間最大73,5%」(2006年10月26日・札幌ドーム;「3年」に込められた思い ほか)
第2章 「自転車で20分の範囲」を味方に!―“格上のライバル”の牙城に挑む赤字クラブでの成功/セレッソ大阪(セレッソ大阪との出会い;社の「弱点」だからこそ―赤字クラブに乗り込む ほか)
第3章 広大なホームタウンを逆手にとる多彩なアイデア―失敗を糧にする“新天地”での挑戦/北海道日本ハムファイターズ(ファイターズ、北海道に移転;大赤字・課題山積のファイターズへ ほか)
第4章 地域密着球団の成し遂げたこと―選手と地元、ファンの快進撃(最初から高かった選手の意識;「掘り出し物」を見つけるシステム作りの計画 ほか)
終章 人に、地域に愛されることが使命―スポーツビジネスにできる

著者等紹介

藤井純一[フジイジュンイチ]
1949年大阪府生まれ。近畿大学農学部水産学科卒業後、日本ハムに入社。京都・奈良の営業所を経て、本社へ。営業企画、広告宣伝を経て、1997年、Jリーグクラブのセレッソ大阪(大阪サッカークラブ株式会社)取締役事業本部長に就任、2000年に同社代表取締役社長。一旦本社に戻った後の2005年、株式会社北海道日本ハムファイターズ常務執行役員事業本部長に就任。翌年より代表取締役社長。日本一(2006年)という成績面だけでなく、経営の黒字転換、本拠移転からの地域密着という難しいミッションを成功させた張本人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

学楽生喜(がくらくせいき)

3
以前、Jリーグのチーム運営に関する書籍を幾つか読んだが、これらは全て著者のセレッソ大阪、そして北海道日本ハムファイターズでの成功事例を活用しているのではと感じた。スポーツチーム運営はビジネスであり、ボランティアではない。そしてそのビジネスを支えるのが集客であり、それは地域密着によって成し遂げられることを再確認した。2014/04/28

hwconsa1219

1
日ハム球団社長として、じり貧の東京時代を経て、北海道でどのように球団経営をしてきたのか参考にしたかったため読んでみたのですが、残念ながら期待したほどの内容ではなかったです。ただし「親会社依存からの脱却」経営という考え自体は素晴らしいと思います。余談ですが「プロスポーツ不毛の地」の先駆者たるコンサドーレ札幌のことに一切触れていないのは、何らかの意図があってのことなんでしょうかねぇ。2012/04/14

Koji Takahashi

1
ドラフトでくじ運強かったというイメージが強いが、ただのこぼれ話や裏話だけでない。ファイターズという球団を、ぬるま湯から当たり前の「黒字」の企業にするという話。他の球団は「当たり前」じゃないという考えが著者にはあるようですが、「経営者」としてはファイターズが正しい感覚だと思う。2011/12/02

nizimasu

1
かつての巨人の2軍のようなイメージだった日本ハムが北海道に移転し、地元球団として根付かせた張本人に拠る回顧録。スポーツビジネスの根幹に地域との密着が必要なのをセレッソ大阪で学んでいくその叩き上げ感と、スポーツビジネスを黒字化する経営者感覚が同居していて、昨今の、巨大球団の内紛とも比べると、非常に頼もしい内容。日本版のマネーボールはちょっとほめ過ぎか2011/12/01

ふさはふ

0
藤井さんのセレッソでの経験が、今のファイターズを支えていると思うと、本当にいい人に恵まれていると思う。北海道での成功を心から喜んでいます。

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