日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門―もう代案はありません

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日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門―もう代案はありません

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784478017159
  • NDC分類 331
  • Cコード C0033

内容説明

ユーロ危機、中国のバブル、アメリカ国債問題、デフレ経済…すべてがつながり、理解できる。そして示される経済学的に正しい日本の政策とは―。

目次

第1章 マネーは踊り続ける(世界同時金融危機と福島原発事故の類似点;史上最大、マドフの6兆円詐欺とは ほか)
第2章 小一時間でわかる経済学の基礎知識(経済学の一番の目的は、貴重な資源を最適配分して社会を豊かにすること;労働市場と解雇規制 ほか)
第3章 マクロ経済政策はなぜ死んだのか?(政府はある程度景気をコントロールできるが将来の選択肢をなくしてしまう;ケインズ政策と乗数理論のダメなところ ほか)
第4章 グローバリゼーションで貧乏人は得をする(グローバリゼーションは自然現象;先進国が発展途上国を搾取しているわけではない ほか)
第5章 もう代案はありません(成長戦略が何もないのが一番の成長戦略;税制を抜本改正してがんばる人に報いる ほか)

著者等紹介

藤沢数希[フジサワカズキ]
欧米の研究機関にて、計算科学、理論物理学の分野で博士号を取得。科学者として多数の学術論文を世界的なジャーナルに発表する。その後、外資系投資銀行に転身し、経済動向の予測、リスク管理、トレーディングなどに従事している。言論サイト「アゴラ」のレギュラー執筆陣のひとり。主催するブログ「金融日記」は月間100万ページビュー。ツイッターのフォロワーは6万人に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

42
すべての人のためのサバイバル教養書。でも「全文読むほどの時間はない」とおっしゃる方も、いらっしゃるでしょう。「まえがき」と「第5章もう代案はありません」だけでも、読むことをオススメします。・解雇規制・賦課方式の公的年金・自由貿易・社会を豊かにさせる方法・教育などなど、「これでもか!」というぐらい、「教科書にそった」処方箋が、述べられています。大学生の方は、レポートや試験対策として、何も考えずに丸写しか、丸暗記するだけで、「良」または「B」ぐらいの成績が取れると思います(笑) 2013/01/21

vinlandmbit

39
まだ資本主義が理解ほぼできていなかった頃に手に取り読み、いくつか気づきがありました。2021/07/25

Yoshitomo Kurokawa

9
最初の経済講義が分かり易かった。世の中を良くする提案が大前さんの案と似ていると思った。少し激しい言い方のような気もするけれど。2013/04/11

かつ

9
上海②:ずっと前に買ってて本棚の肥やしになってた本。中国行くのを機に(?)読んだ。正直2章と3章は難しくて半分ほどしかわからんかった。乗数理論のところの無限等比級数が理解できて、うひょひょーってなってたら、著者が東大法学部の官僚がいかにも高級そうなこの理論をドヤ顔で使って瀬戸内海に橋をかけまくっているとのこと。失敬。それは置いといて今の自分が最も感化されたポイントは巻末にあった。資本主義社会で大成功を収めた人はどうして時に社会主義者のようにふるまってしまうのか。この答えに人間の自然な欲求を私は強く感じた。2012/11/07

mintia

8
グローバル経済のマイナス面ばかり考えていたが、本書で考え方を改めた。また、数式が苦手なので経済学は難しい。2020/03/06

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