われ日本海の橋とならん―内から見た中国、外から見た日本 そして世界

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われ日本海の橋とならん―内から見た中国、外から見た日本 そして世界

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478016473
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0031

内容説明

人の波がぶつかりあい時代のエネルギーが炸裂する。アジアでいちばん激しく生命力があふれた国、中国。中国で「もっとも有名な日本人」となった著者が、内側から見た人にしかわからないリアルタイムの中国を語ります。そこから見えてくるのは、中国、日本、世界の現在。日本は、そして日本人は、これからいったいどこへ向かえばいいのか。私たちの課題も見えてきます。

目次

第1章 中国をめぐる7つの疑問(中国に自由はあるのか?;共産党の一党独裁は絶対なのか? ほか)
第2章 僕が中国を選んだ理由(環境は人をつくり、時代は人を変える;世界で勝負するには英語が必要! ほか)
第3章 日中関係をよくするために知ってほしいこと(日本だけが抱えるチャイナリスク;地下鉄で胸ぐらを掴まれる ほか)
第4章 中国の民意はクラウドと公園にある(インターネット人口5億人の衝撃;街に溶け込むインターネット ほか)
第5章 ポスト「2011」時代の日本人へ(「自分にできること」はなにか;日本に寄せられた共感と敬意 ほか)

著者等紹介

加藤嘉一[カトウヨシカズ]
英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、北京大学研究員、慶応義塾大学SFC研究所上席所員、香港フェニックステレビコメンテーター。1984年静岡県生まれ。2003年高校卒業後単身で北京大学留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。年間300以上の取材を受け、200本以上のコラムを書く、香港系フェニックスニューメディア(鳳凰網)における自身のブログは2008年3月開設後、3カ月で500万、半年で1000万アクセス、現在5500万アクセスを突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

47
初読。2014年301冊め。高校在学中に北京大学への中国の国費留学生になり、高卒後から数ヶ月で中国語を身につけ、北京大学に入学という経歴が鮮やかだが、大学在学中から学者として活躍とか、意識が高い人ってこういうことか。国際問題を語るにはやや情緒的すぎるけど、嫌いじゃない。2014/04/10

ヒデミン@もも

39
積読本として温めていた間に著書はすごい変化を遂げていた。日本海の架け橋から楽天証券の架け橋に。2021/06/20

ごへいもち

23
中国は日本より自由と言い切るのには違和感。自己が確立される時期を留学で過ごす危うさを感じた。ただ語学に関してはすごい努力の人だとは思ったが2017/07/10

おおたん

15
中国のことを中国にいる日本人の目線で知ることができる本でした。2011年の本で少し古いかもしれませんが、東北震災のことを含めた話題についてなどが書かれています。そして、この本で「加藤嘉一」さんを知りました。当時ですが、中国の実情というか、実際の現状を知ることができました。特に「暇人」の存在は、色々とガッテンがいく話でした。そして、中国の運営の難しさを感じました。検閲の壁、つまりピンチをチャンスに変えた事例なども参考になりました。あと、面子の大切さも改めて知ることができました。面子経済、面子文化。2021/03/26

baboocon

15
姉から借りて読んだのだが、自分より2歳若い青年が「中国で最も有名な日本人」としてメディアで活躍していることにまず衝撃を受けた。小学校に上がる時点で150cmあったということにまず驚き、単身中国の北京大学に留学し、大学の売店のおばさん達との会話で中国語をマスターしたエピソードにも驚いた。そして2005年の反日デモの際に現地に見に行き、たまたま討論番組に参加することになったワンチャンスをモノにしたという肝っ玉にも。日本にいるだけでは決してわからない中国人の現実の姿・考え方を知ることができた。今後も要注目だ。2012/05/02

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