内容説明
誇りを失い、脆弱になり果てた日本よ。いまこそ覚悟を示し、まったき自立国家となれ。沈みゆく日本の活路を開く最新時論集。
目次
第1章 迷走アジアと日本外交(一日も早く成し遂げたい皇室典範の改正;左傾勢力に押される李明博大統領の危機 ほか)
第2章 孤立化する日本の命運(“力治国家”ロシアに日本は対処できるのか;グルジア危機と台湾の不安、東西で揺れるアジア情勢 ほか)
第3章 歴史観こそ日本再生の鍵(沖縄集団自決訴訟、高裁判決を疑う;田母神氏の主張は「極論」ではない、切り捨ててはならない ほか)
第4章 まったき自立国家への試練(日本は温暖化問題で富と技術を奪われるな;「早寝・早起き・朝ご飯」教育は憲法違反なのか? ほか)
著者等紹介
櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、アジア新聞財団「DEPTH NEWS」記者、同東京支局長、日本テレビ・ニュースキャスターを経て、現在はフリー・ジャーナリスト。1995年に『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で第26回大宅壮一ノンフィクション賞、98年には『日本の危機』(新潮文庫)などで第46回菊池寛賞を受賞。2007年12月「国家基本問題研究所」を設立し理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かやは
4
2009年の本なので今読むと少し話題が古いか。でも世論に疎い私には多いに勉強になった。韓国の政界に北朝鮮シンパの左翼勢がいるとは知らなかった。どの国も一枚岩では無いな、と改めて感じた。天下りなど、既得権利を守る人々にどう対処するか。その政策で本当に国民の利益が守られるのかどうか、充分に見極める必要があると感じた。2013/09/03
大楠
1
★★★☆☆ これまで軍隊を持つことには何が何でも反対!だったけど、考えさせられた。2009/09/04
masaking
0
まさに正論2010/03/28
yamaneko*
0
日本が抱える諸問題について考えさせられました。。2009/08/20