宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く

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宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478008195
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0036

内容説明

「お腹の調子が悪い」と言って政権を投げ出した安倍首相。「野党が協力してくれない」「あなたとは違うんです」と逆切れして職を辞した福田首相。そして、漢字と空気が読めず政権崩壊寸前の麻生首相―。この国の政治の混迷と、それを伝えるマスメディアの体たらくを、気鋭のジャーナリストが斬る。

目次

第1章 危機管理なき国家(“首相不在”一二日間で露呈した危機管理意識の欠如;“国防”と“政治”と“ゴルフ”の不適切な関係 ほか)
第2章 冷めた首相(永田町の欺瞞を象徴するガソリン暫定税率と道路公団民営化;イージス艦の衝突事故に見るお粗末なダメージ・コントロール ほか)
第3章 政権放棄再び(北朝鮮に足元を見られ、核開発を黙認するブッシュ政権の大愚;洞爺湖サミットで福田首相が自画自賛する「成果」の実態 ほか)
第4章 末期症状(義理人情優先の麻生新内閣に漂う「官邸崩壊」再びの予感;首相の意向を無視して解散日程を捏造したマスコミ ほか)

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。富士屋ホテル勤務、NHK報道局勤務、衆議院議員・鳩山邦夫の公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者を経て、2002年よりフリーのジャーナリスト。2007年に刊行した『官邸崩壊』(新潮社)は安倍政権崩壊をいち早く予言した書として、また、08年の『ジャーナリズム崩壊』(幻冬舎)は日本マスコミの真相を描いた書として、いずれもベストセラーになった。ブログ「東京脱力新聞2.0」を運営。また、「ダイヤモンド・オンライン」にて「週刊・上杉隆」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

michi

1
政治コラム集。こういうのって賞味期限があるのでその時読みたかったかなあ。検証としては有効。2009/09/23

司馬遷太郎

1
官邸崩壊が労作だったので期待したが、ただのコラム集。買う前に調べて置くべきと反省。内容は時々の話題を取り上げただけの軽い読み物に過ぎない。2009/03/11

ゆうた

0
福田から麻生と連なる時代、世襲自民の問題点等をうまく顕在化しています。その後の民主党も・・・。2012/10/20

ko_sakaba

0
安倍・福田・麻生政権の流れが分かる。「お腹の調子が悪い」(安倍首相)「あなたとは違うんです」(福田首相)「頻繁(はんざつ)、未曾有(みぞうゆう)、踏襲(ふしゅう)となど漢字を読み間違えた」(麻生首相」。当時を振り返りながら読みました。2012/09/08

nekokone

0
結局、国民の問題ということでは?2010/03/18

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