内容説明
図形の難問も、補助線を引いたらたちまち解けたという経験はありませんか?この補助線のような役割を果たす問いかけをする能力もファシリテーターには必要です。この本は、そんなファシリテーターのための「道具箱」です。「うわぁ、たくさんあるな。とても覚えきれないな」などと思う必要はありません。この中から自分にあったものを5つほどマスターすれば、実際にはかなり使えます。
目次
序章 社内プロセスコンサルタントになろう!(ファシリテーションって、会議術?;第三者の効用 ほか)
第1章 入門キット―これだけは身につけたい道具8(アイスブレーク1―はじめての人と仲よく語ろう!;アイスブレーク(うち解けるお遊び)―顔ジャンケンで真剣勝負! ほか)
第2章 初級キット―シンプルに考えるための道具13(アイスブレーク2―アタマにも柔軟体操が必要です;トークボール―ボール1つで、話し合いがスムーズに! ほか)
第3章 中級キット―愉快にロジカルに進める道具16(チームビルディング―一体感を高めよう!;一言チェックイン・チェックアウト―会議の集中力を高めよう! ほか)
第4章 上級キット―実行力を高める道具12(フォースフィールド分析―心に動く力を考えて実行力をつけよう!;ステークホールダーズ分析―キーマンを押さえて計画を実現しよう! ほか)
著者等紹介
森時彦[モリトキヒコ]
1952年、大阪生まれ。大阪大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒。工学博士(Ph.D.)、経営学修士(MBA)。神戸製鋼所を経て、GE(ゼネラル・エレクトリック)に勤務。製品開発・マーケティング部門のリーダー、日本GE役員などの要職を歴任。その後テラダイン(日本法人)代表取締役を経て、(株)チェンジ・マネジメント・コンサルティング代表取締役として活躍するかたわら、2007年7月、中小企業の成長促進・事業承継に重点を置いた投資会社、(株)リバーサイド・パートナーズの代表パートナーに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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