物語編集力―人を動かす。仕事をつくる。

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478003862
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0036

内容説明

編集は、イメージをマネージすることだ。なぜ「スター・ウォーズ」と「伊右衛門」は当たったのか?仕事にも表現にも使える“知の技法”。噂の「イシス編集学校」を初公開!人と仕事を動かすバツグン情報技法。

目次

第1章 ワールドモデル(世界構造)(あらゆることが生起する時空間;モノとコトのはじまり「世界」の創生)
第2章 キャラクター(登場人物)(主人公はひとりでいられない;お約束のキャラクター/キャラクターのお約束)
第3章 シーン(場面)(物語を動かす世界の断片;物語と現実をつなぐ)
第4章 ストーリー(スクリプト・プロット)(世界は“おはなし”に乗ってやってくる;情報を伝えるストーリーの舟と櫂)
第5章 ナレーター(語り手)(物語という異界への誘惑者;「ナレーター=物語行為」という方法;文化装置としての物語)

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
1944年、京都市生まれ。1971年、工作舎設立、総合雑誌『遊』を創刊し、超ジャンル的編集と先駆的グラフィズムの数々を世に送り出す。87年、編集工学研究所を設立し、情報文化と情報技術をつなぐための研究開発事業を展開する一方、東西の歴史文化を横断する著作や企画構成を数多く手がける。東京大学社会情報研究所客員教授、帝塚山学院大学教授をへて、2000年にイシス編集学校を開校。同時期、インターネット上に壮大なブックナビゲーション「千夜千冊」の連載を開始、2006年には総ページ数約一万の全集『松岡正剛千夜千冊』(全七巻+特別巻)を上梓し話題を呼んだ。講義名人としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

武井 康則

2
物語の原型を言う者は多いが、それを大塚英志は物語作りに利用した。大がかりで組織的にしたのが本書。物語など事件が起こるだけのこと。それを少し細かにしただけ。話の原型としていくつかのパターンを使って話を作らせているが、話にパターンがあるのは結果であって、まず語りたいことがあるはず。まず結果としての形から入ったからであろうか、掲載されている物語がすべて同じで読了後、何も思い出せなかった。2018/04/18

Yoshitaka Fujisawa

1
物語を産むために原型(マザー)を据え、そこに枝葉を広げる技法の紹介。実際に開講された講座内容の問答集のような記述もありました。

うりぼう

1
どうどう闇鍋。突破ならず。敵前逃亡。2008/04/11

keepfine

0
松岡門下生たちのあまりに軽薄で身勝手な「物語」解釈が陳列されている。2016/09/28

なかたにか

0
こうまでも違う人が書いているのに、なぜにここまでセイゴオ臭が…笑。更にさすがセイゴオさん!確信は掴ませません 笑。本を読んで解ったと思える時には何かを掴んだ感覚があるし、解らないなら解らないという感覚があるのですが、この人のものは総じて、そういった感覚が起こらない。問題を解くために必要な部分を意図的に隠されて答に辿り着けない感じが毎回する。今回もそう。人によってはそれが中身がないと感じたりするかもしれないです。厳密には中身が詰まっているように感じられないですが。空の瓶や裸の王様のような感じで。2013/05/02

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