合衆国再生―大いなる希望を抱いて

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  • サイズ B6判/ページ数 415p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478003534
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0030

内容説明

アメリカ経済の不安、二大政党制が抱える矛盾、テロや対外政策等に対する冷静な認識、そして、それらの解決に向けた具体的な政策が全編に記されている。日本が抱える現状の問題、そして将来起こりうる危機への対応法としても読める注目の書。

目次

第1章 二大政党制の弊害
第2章 共存するための価値観
第3章 憲法の真の力
第4章 政治の真実
第5章 再生のための政策
第6章 宗教問題
第7章 人種間のカベ
第8章 アメリカの対外政策
第9章 家庭と生活

著者等紹介

オバマ,バラク[オバマ,バラク][Obama,Barack]
イリノイ州選出のアメリカ合衆国上院議員。民主党員。シカゴでも指折りの貧しい共同体で地域社会活動家として活動後、ハーヴァード大学法科大学院入学。同大の権威ある法律研究誌「ハーヴァード・ロー・レヴュー」でアフリカ系アメリカ人初の編集長となる。シカゴのサウスサイドを代表してイリノイ州議会上院議員を三期務める。同時にシカゴ大学の法科大学院で憲法学の上級講師、市民権法の弁護士、さまざまな慈善団体の役員も務めてきた。2008年の大統領選挙に出馬を表明。有色人として史上初めての合衆国大統領を目指す人物として世界中の注目を集めている。現在、シカゴのハイドパーク近郊に妻のミシェル、ふたりの娘マリア、サーシャと暮らしている

棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

211
オバマ元大統領が就任時に書いた一冊。底にいろんな教養を感じさせられるし、これから大統領をやってやるぞという意気込みが感じられた。トランプ現大統領は反知性主義とか揶揄されているが、こういう意気込みみたいな本を読んでみたくなった。2019/10/27

モッタ

8
★★★☆☆ あと2、3年はやく読んでおけばよかったと反省。オバマ政権が衰退している現在、説得力がないと感じてしまう。ただ、オバマさんは尊敬する。今までにない視点で実際に物事に取り組み、一人の人間として、一人のキリスト教徒として、一人の父親として真っ当なことをやる。そんなところは尊敬に値するだろう。2011/08/25

杜子春

4
記録2021/01/11

世話役

3
立憲主義について知りたいのなら、下手な憲法教科書を読むよりこの本を読んだほうがいいのではないだろうか。

Masayuki Shimura

2
【アメリカ人をアメリカ人たらしめているのは、この大胆不敵さなのだと思った。わたしの家族の物語をもっと大きなアメリカの物語とつなぎ、わたしの物語を有権者の物語とつなぐのは、アメリカ全土にみなぎるこの大いなる希望の精神なのだ】(文中より引用) 改めて読み返すと、8年間に及ぶ政権期のすべてとは言わないまでも、その任期中の政策の土台を作り上げた要素がこの一冊に少なからず含まれているように感じます。 あっという間にアメリカは表情を変えるなぁ☆5つ2019/07/31

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