ロングセラーの発想力―売れる!アイデアが身につく

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ロングセラーの発想力―売れる!アイデアが身につく

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478001691
  • NDC分類 675.1
  • Cコード C2034

内容説明

長く愛される、それはビジネスの理想的な姿である。長く愛され続けるにはどうすればいいのか。“普遍的な価値”のツボは、どのあたりにあるのか。それらを探り当て、ロングセラーを生むためのヒントを考察しようというのが本書の試みである。キーワードは「あのころ力」「あって当たり前感」「変えない勇気」「アナザーワールド」ヒット商品に隠された長く愛される法則。

目次

1章 「変わらない」という不退転の決意―ロングセラーとは、消費者にクセをつけさせることである(薬用養命酒―四〇〇年間売れ続ける理由は“濃さ”と“匂い”にあり;サントリーウイスキー角瓶―日本のオヤジたちの密やかな「儀式」に不可欠のウイスキー ほか)
2章 受け継がれる、子ども時代の原風景―“刷り込み”を継承することから、ロングセラーが生まれる(金鳥蚊取り線香―日本人の身体感覚に刻み込まれた匂いと形;マジックインキ―小学校時代を思い出させるノスタルジックな油性ペン ほか)
3章 「アナザーワールド」は世界を制す―“ワールド欲”をとことん刺激して、ロングセラーに(1/35ミリタリーミニチュア(MM)シリーズ―タミヤワールドを支え続けた1/35の黄金律
レゴブロック―盆栽を愛でる日本人がハマるミニチュアワールド ほか)
4章 「あって当たり前」のなかに秘密がある―誰もが求める「故郷」としてのロングセラー(キッコーマンしょうゆ卓上びん―食卓の定番しょうゆさしはなぜ手放せないか;ふりかけ3色パック―エルメスの手帳とふりかけに共通する戦略 ほか)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BEAN STARK

6
「昔からコレ!」変わらないっていいな、って思います。食品やおもちゃが世代関係なく利用できることで、一体感が生まれます2015/12/23

たかむら

1
色々なロングセラー商品(中には人もいるが)についてのコラムのまとめ。時々小ネタも入っていると言う感じで、ウンチクが書かれているのかと思うと、その大半が著者の推測だったりして肩すかし。 まぁこんなものもあったなぁと懐かしんだりするのにはちょうどいい。それぞれの内容が4ページ程度なので、どこから読んでも、いつ読んでも大丈夫なので、ちょっとした移動時間などには最適。2013/05/27

ぼたん

1
ロングセラーは置いておいて、一番共感できたのは声優さんの価値観です。ロングセラーを生み出す秘訣は、売れないときでも変更しない。世界観を作り出す。2013/02/05

ササキマコト

1
「カルピス」や「ご飯ですよ」等のロングセラー商品に対して著者が解説と所感を述べています。途中に「声優」や「山田君(←笑点で座布団運ぶ人)」等、ウケ狙い?と首を傾げてしまうような内容も混じっていますがそこはご愛嬌。一商品当たり4ページでコラムっぽい文章でした。マーケティング分析的な物は書かれていませんので論理的な勉強をしたい方には向きません。電車の待ち時間等に読むのが適している本だと思います。2010/06/12

K

0
確かにコラムな本ですが、さくっと読める感じは悪くないです。2012/03/05

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