大前研一 戦略論―戦略コンセプトの原点

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478001264
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C2034

内容説明

1980年代から90年代にかけて、大前研一は、欧米の権威あるビジネス紙誌に精力的に寄稿した。もちろん、すべて英語でである。当時、主要読者である世界中のビジネスリーダーはこぞって、日本発の戦略コンセプトを絶賛した。日本のビジネスマンにはこれまで目に触れる機会がなかったこれらの論文を、今回初めて日本語訳により一挙公開する。『企業参謀』(1975)、『トライアド・パワー』(1985)、『ボーダレス・ワールド』(1990)など大前戦略論の原点がここにある。

目次

第1章 競争は戦略の目的ではない
第2章 戦略計画と先見性
第3章 事業戦略の本質
第4章 ボーダレス・ワールドの経営
第5章 トライアド戦略
第6章 グローバル・アライアンス戦略
第7章 会社第一主義と「ドゥ・モア・ベター」
第8章 事業文化ユニットの構築
第9章 リージョン・ステート・システムの経済学
第10章 日本からの手紙
第11章 ウォールストリート・ジャーナル―ザ・ベストコラム

著者等紹介

大前研一[オオマエケンイチ]
早稲田大学理工学部卒業。東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。現在、(株)大前・アンド・アソシエーツ代表取締役、(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役、ビジネス・ブレークスルー大学院大学学長等を務める。オーストラリアのボンド大学ビジネススクール企業戦略論担当教授、韓国の高麗大学名誉客員教授ならびに梨花女子大学名誉教授に就任。イギリス『エコノミスト』誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人に選ばれる。2005年の“Thinkers50”でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている

吉良直人[キラナオト]
国際基督教大学教養学部卒業。ハーバード大学経営大学院卒業(MBA)。帝人(株)未来事業部、帝人ボルボ(株)を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に入社。以来、大前研一氏の同社退職まで共に働いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
どのような経営戦略を撃ち出すことが生き残る上で重要かを記している.2010/02/09

所沢

0
戦略の基本に立ち返り、顧客価値を創出するために戦略を考え抜くことの重要性を再認識した。2015/05/08

ゆうた

0
赤青黄色という三原色の絵具を混ぜ合わせると黒になるか。顧客に価値を提供することに集中する。2013/03/06

TK

0
バブル景気の華やかな1980時代から平成不況、そして就職氷河期に突入した頃までの大前せんせのお話。ちょうどオイラが大学を卒業する辺りまでの話やね。学生時代は一秒も勉強もしてなかったし、社会のこともな~んも知らんかったから、その頃の時代背景や企業活動のポイントを知るにはちょうど良い一冊だった。で、いろんなテーマで企業戦略について書いてあるのだが、一貫しているのは"顧客"の視点を忘れるなということで、顧客のニーズをいかにつかむかが大事なのよね。2009/01/05

Yuji Terazawa

0
大前さんが海外のメディアに寄稿した論文を和訳したもの。顧客の視点に立って戦略を構想することや、分析と直感とを使い分けることの重要性を説くもの、「ボーダーレスワールド」のエッセンスを解説したものなど、読んでいてなかなか面白い。 ただ何せ、書かれた時期が80~90年代という、まだ日本が元気だった頃なので、全体的に「日本から学ぶべし」というトーンを強く感じる論文が多い。今となっては、何だか読んでいて空しさを覚えないではない。2013/07/22

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