内容説明
スポーツは、スキー、登山など著しく用具に依存するスポーツと、陸上競技、水泳など、比較的依存しないスポーツにわけられよう。化学と関連する技術は、とくに用具を用いるスポーツに新素材を提供することで、革命的ともいえるインパクトを与えてきた。競泳なども水着に新しい合成繊維を使って記録の短縮をはかるなど、化学の寄与は、用具を使わないスポーツにも及んでいる。
目次
１ スポーツでの化学材料（スポーツ用具と化学；スポーツウェア；登山装備；マリンスポーツと化学；スポーツサーフェスとしての人工芝）
２ スポーツ生理と化学（体力トレーニングと化学；食物による体力つくりの演出；疲労のメカニズム；スポーツのけがと処置；競技とドーピング）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
典型的なあだ名
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道具からウェア、人工芝、トレーニング、ドーピングまで、スポーツにおいて化学がどのように関わっているかがわかる一冊。面白かった。初版が1991年だけど、この当時の技術があってこその今の技術だから、読んで損はないと思う。2013/10/02
