内容説明
「市民社会」とは、ふつうの人間が物理的・精神的に、差別することもされることもなく、同時に搾取することもされることもなく自主的・自立的に暮らせる、国境を横断した地球的規模の平和な人間社会のことである。平和で暮らしやすい市民社会の創造に向けて。
目次
市民社会と情報変革―序にかえて
1 メディアと市民社会
2 市民外交の可能性
3 市民外交の言語メディア
4 スポーツと世界平和
5 国家と情報操作
6 差別の構造
著者等紹介
渡辺武達[ワタナベタケサト]
1944年、愛知県中島郡平和町生まれ。1967年、同志社大学文学部英文学科卒業。1969年、同大学院文学研究科修士課程新聞学専攻修了。京都産業大学教授を経て、1990年より同志社大学文学部社会学科新聞学専攻教授。1999年度から日本マス・コミュニケーション学会理事。他に1996年度から英国シェフィールド大学通信教育学部客員講師。2001年度、米国ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員。その他、外務省、英国文化振興会などの招待による英米など海外での講演多数。専門はジャーナリズムの倫理、国際コミュニケーション論
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