目次
南禅寺 回想にふける
南禅寺の禅風
南禅寺の歴史 有為と無為の因縁―妖怪事件から禅宗寺院へと
「桐」と「菊」と「葵」―文様の政治力学
南禅寺文学散歩
南禅寺狩野探幽画の世界
南禅寺の庭園
南禅寺の文化財
著者等紹介
中村文峰［ナカムラブンポウ］
１９３０年、山口県生まれ。臨済宗南禅寺派管長・南禅寺住職。１９５２年、南禅寺専門道場に掛搭、柴山全慶老師のもとで長きに亘り参禅弁道、その法を嗣ぐ。１９７２年、南禅寺塔頭慈氏院住職に就任。翌年、二松学舎大学大学院博士課程修了。１９７８年、虎溪山永保寺住職・虎溪山専門道場師家。１９８１年、大本山南禅寺にて視篆開堂。２００２年、臨済宗南禅寺派管長・南禅寺住職に就任
児玉清［コダマキヨシ］
１９３４年、東京都生まれ。俳優。１９７２年、日本放送作家協会主演男優賞受賞。朝日放送「パネルクイズ・アタック２５」は今年（２００８年）３４年目に。ＮＨＫ「びっくり法律旅行社」「週刊ブックレビュー」の司会者としても活躍。ドラマ出演多数。文庫本の解説や書評もこなす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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榊原 香織
62
妖怪が原因でできたお寺なんですねえ。 南禅寺と言えば豆腐！ 初夏、美味しい豆腐を食べて外に出たら、小さな水の流れに蛍がチラホラ。天然物。 特に誰も観てない。 京都は自然豊かなんだな、と感心したものでした2022/05/29
雨巫女。@新潮部
11
《私‐図書館》石川五衛門の名台詞で、有名だし。サスペンスドラマのロケでよく見るし、行きたい場所のひとつです。2013/06/27
うしうし
2
先日の京都訪問で南禅寺も訪れることができた。著名な建造物である三門に上ると、京都市内の絶景もさりながら、右手（北東側）に塔の相輪の一部と巨大な山門が見えた。帰り際、あれはどこの寺院のものですか？、と受付の人に聞くと金戒光明寺のものという。手持ちの地図を見て、納得。三門の二階には狩野探幽らの作になる鳳凰・飛天像が描かれており感動したが、内部には入れなかったのでじっくりと鑑賞できていない。また、本書によると堂内に「徳川家康座像・藤堂高虎座像」があったようだが、予習が不十分で気づかなかった。2016/02/20
