目次
巻頭エッセイ わが心の大屋根
口絵カラー
現代へのメッセージ 世のなか安穏なれ
親鸞と本願寺の歴史
三具足と置押板―室礼の系譜
西本願寺文学散歩
多彩な障壁画
虎渓の庭
本願寺の文化財
著者等紹介
大谷光真[オオタニコウシン]
1945年、京都府生まれ。浄土真宗本願寺派第24代門主・西本願寺住職。東京大学文学部卒業。龍谷大学大学院修士課程修了、東京大学大学院修士課程修了。(財)全日本仏教会会長を三度にわたり務めた。現在、(財)全国教誨師連盟総裁を務める
五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年、福岡県生まれ。作家。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。1966年、『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞。『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、『青春の門』で吉川英治文学賞、『TARIKI』その他で第50回菊池寛賞などを受ける。現在直木賞、吉川英治文学賞その他多くの選考委員をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
64
京都駅近、大きい、伝統ある その割に一般観光客いかない気がする。 確実に前は通り過ぎたことあるのだけれど、見たことあるのかどうか定かじゃない、西も東もどっちも。 盆石の名物が2点、伝わっている。 銘”末の松山”と”残雪” 前者の写真が載ってるが、う~ん、凄いと思えばすごいのか2022/03/15
雨巫女。@新潮部
9
《私‐図書館》嫁ぎ先の宗派の浄土真宗の御本山です。さすがすごいなあ。旦那様が、今度行こうと言われてました。一緒にいきたかったなあ。2013/05/30
荒野の狼
3
「新版古寺巡礼 京都」の第20巻は西本願寺。本シリーズは、建物、絵画、書が、ほぼこの順番にカテゴリー順に豊富な写真が掲載されている点が魅力であるが、本書は、それぞれの建物ごとに絵画や書も含めて掲載されているページと、後半に絵画だけ、書だけが掲載されているページがあり統制がとれていないのが難。特に建物に付随して紹介されている障壁画は小さく絵画鑑賞には不適。障壁画の鑑賞には、本願寺出版社の岡村喜史「西本願寺への誘い」が豊富な写真と充実した説明があり優れている。2023/03/24