みほとけとの対話

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784473032591
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0071

出版社内容情報

心安らぐ仏像との面々、歳月を超えてもなお色褪せることなくそれらは今日の時代や私達の心に呼びかける。仏像を巡る珠玉のエッセイを四十年ぶりに復刊。

内容説明

はばひろい年齢の人々に向け、仏像と対峙することのすばらしさを伝える。

目次

髪のリズム―法隆寺・六観音像の一つ
めざましい美しさ―薬師寺・月光菩薩像
ひと目ぼれ―飛鳥寺・飛鳥大仏
肩を並べて―室生寺・金堂の群像
夢の面輪―法隆寺・観音菩薩像
唇と瓔珞―唐招提寺・十一面観音像
生きている微笑―東大寺二月堂・十一面観音立像の光背
ひそまった眉―秋篠寺・梵天像
無心の胎内仏―岡寺・如意輪観音像
ぎょろりの目―新薬師寺・薬師如来像〔ほか〕

著者等紹介

岡部伊都子[オカベイツコ]
1923年、大阪に生まれる。随筆家。相愛高等女学校を病気のため中退。結婚、離婚を経て、1954年から執筆活動に入り、1956年に『おむすびの味』を創元社より刊行。以後、美術・自然・歴史など、暮らしに息づく日本の伝統をこまやかな筆致で描き、同時に戦争・沖縄・差別・環境問題などに鋭く言及し続けてきた

五味義臣[ゴミヨシオミ]
1917~1974年。長野県に生まれる。写真家。1949年、中部日本新聞社に入社。奈良や京都などの古都を中心に、古美術や仏像・仏教美術などを撮り続けた。中部日本新聞社奈良支局長を経て、1973年停年退職。翌1974年、交通事故により57歳で死去
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