出版社内容情報
日本建築の造形美シリーズ第四弾。茅・皮・板・瓦・石・金属など、日本建築の特徴を際立たせる魅力的な屋根を、高井潔の写真で紹介。見る物を飽きさせない造形美。
内容説明
屋根といえば、まず鈍色にかがやく瓦のつらなりがイメージされる。雨露をしのぐ合掌型の屋根は、日本建築の特徴を端的に語ってもいる。しかも複雑な構造や装飾をみせる屋根はまた、用いる素材もさまざまで、見る者を飽きさせず、郷愁をそそる。本書は、そうした屋根の魅力を紹介していく。
目次
茅屋根
樹皮屋根
板屋根
瓦屋根
石屋根
金属屋根
著者等紹介
伊藤ていじ[イトウテイジ]
本名伊藤鄭爾。1992年、岐阜県に生まれる。東京大学工学部建築学科卒業、同大学助手、同大学生産技術研究所特別研究員、ワシントン大学客員教授、工学院大学学長、文化財建造物保存技術協会理事長などを経て、現在、建築史家、建築評論家
高井潔[タカイキヨシ]
1938年、東京に生まれる。日本大学芸術学部写真学科卒業、大成建設広報部に入社。以来、大成建設のPR用の写真撮影を担当、勤務のかたわら建築写真家として、ライフワークである日本の古建築を追って、作家活動をつづけてきた。1998年大成建設を退社、その後フリー。現在、日本大学芸術学部講師
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