内容説明
本書は、国際政治経済をめぐる重要政策課題について、政策ディベートを通じて理解を深め、建設的な批判や政策議論ができる発信型の人材養成を意図したテキストである。新しい時代を担う一般社会人および大学生・大学院生を対象としている。IT時代にふさわしいマルチメディア教材やインターラクティブな関連ウェブサイトとともに、メディアや情報を批判的に分析・評価し、多様なコミュニケーション形態によって発信する能力を高めながら活用されることを意図している。
目次
なぜ、いまディベートなのか
ディベートの進め方
国際関係学のロジック(リアリズムの系譜;リベラリズムの系譜;批判論の系譜)
ディベート(「安全保障」;「国連改革」;「通貨・金融」;「貿易・投資」;「地球環境」;「日米同盟」)
著者等紹介
小沢一彦[オザワカズヒコ]
桜美林大学国際学部助教授。関西学院大学法学部政治学科卒。松下政経塾第3期生、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修士課程修了、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。筑波大学国際関係学類準研究員、桜美林短期大学専任講師、助教授を経て、現職
毛利勝彦[モウリカツヒコ]
横浜市立大学国際文化学部国際関係学科助教授。カールトン大学(カナダ)大学院政治科学研究科国際関係学専攻博士課程修了(Ph.D.)。松下政経塾第4期生、国際協力事業団勤務、国際大学大学院国際関係学研究科助教授等を経て、現職
水上慎士[ミズカミシンジ]
内閣府企画・経済対策担当参事官補佐。経済産業省経済産業研究所客員研究員。上智大学経済学部卒、松下政経塾第5期生、埼玉大学大学院政策科学研究科修了。内外政策研究会(大来佐武郎事務所)会長秘書、日中経済知識交流会事務局、国際協力ビジョン研究会事務局、日本国際フォーラム・タスクフォース委員、日米財界人会議21世紀日米委員会起草委員、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)コンサルタント、日興リサーチセンター経済調査部、Nikko Research Center(America),Inc.シニア・エコノミスト、経済団体連合会21世紀政策研究所主任研究員を経て、現職
道下徳成[ミチシタナルシゲ]
防衛庁防衛研究所助手。防衛庁教官(戦略論、朝鮮半島問題専攻)。筑波大学第3学群国際関係学類卒、韓国延世大学校韓国語学堂卒、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修了
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