怒れる西部―傷つきやすい大地とその将来

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  • サイズ A5判/ページ数 377p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784472114915
  • NDC分類 519.253
  • Cコード C3033

内容説明

本書が描いている西部は、大きくて豊かで、無限の広がりをもち、アメリカのフロンティア、未来の土地、機会の土地ではない。逆に、東部からの資本や企業に荒らされている西部であり、広大な連邦政府所有地をもつがゆえに連邦政府の権力や規制に支配され、圧しひしがれている西部であり、そういうものに反発する「怒れる西部」である。

目次

プロローグ さらば西部
1章 怒りの根―植民地主義
2章 燃える岩―オイルシェール
3章 地中の雷鳴―石炭と石油
4章 悩める大地―地元住民の苦悩
5章 変わりゆく西部―人口の流入と危機
6章 戦争の落とし子―MXミサイル
7章 オアシスとしての西部―砂漠と平原と水
8章 西部の地主たち―連邦への怒り
9章 山積する怒り―よもぎ反乱(1)
10章 暗黒の騎士たち―よもぎ反乱(2)
エピローグ 帝国の星

著者等紹介

マッカーシー,M[McCarthy,Michael]
米国コロラド州を中心に活躍しているジャーナリスト・評論家。アメリカ史博士。西部に関する著書、論文多数。コロラドの複数の大学で特別講師。いくつかの団体(Men of Achievement、イギリスの国際伝記センター等)より年間優秀人物賞を与えられている
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