内容説明
本書は、ドーピング、環境、ジェンダー、メディア、判定などをめぐって近年起こったスポーツの倫理的問題を取り上げ、その当事者や専門家による分析を通して、問題の本質を明らかにしようとする試みである。
目次
序章 「自律した人間」を育てるための「スポーツ倫理」
第1章 ドーピングは禁止すべきか
第2章 環境へのミニマム・インパクト―スポーツ界ができること
第3章 スポーツにからみつくジェンダー問題
第4章 スポーツを支配するメディア
第5章 スポーツ統括団体の苦悩とは
第6章 頻繁に起こる判定トラブル
著者等紹介
近藤良享[コンドウヨシタカ]
筑波大学人間総合科学研究科助教授。元WADA(世界アンチ・ドーピング機構)倫理・教育委員会委員。JADA(日本アンチ・ドーピング機構)教育・倫理委員会委員
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