内容説明
動機づけが今日、教師が直面する最も複雑で最も対応を迫られる課題であることは間違いない。小学校から大学までどのレベルの教室でも実際に使える、動機づけを高める技術・工夫を紹介する。
目次
第1章 動機づけについての予備知識
第2章 動機づけのための基礎的な環境を作り出す
第3章 学習開始時に動機づけを喚起する
第4章 動機づけを維持し保護する
第5章 学習経験を締めくくる:肯定的な自己評価を促進する
終わりに 動機づけ重視の指導実践を目指して
訳者補遺 動機づけを高める英語指導実践事例
著者等紹介
米山朝二[ヨネヤマアサジ]
1937年、新潟県に生まれる。大東文化大学教授、新潟大学名誉教授
関昭典[セキアキノリ]
1968年、新潟県に生まれる。1994年、新潟大学大学院教育学研究科教科教育専攻英語教育専修修了。県立新潟女子短期大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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宵子
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先行文献にしばしば名前が上がっている本。タイトルには「英語」とあるが、実際には外国語の指導と学習動機について書かれている。面白いのは、理論ではなくて実践について書かれていることである。あと学習者が面目を保つために「敢えて努力しない」という記述に「ごめんなさい( ´△`)」となり、多少は真面目に勉強や研究をするようになった。個人的には、学習サボりたがる中二病潰しの対策が多いので、高校生から大学生入学したばかりの学生に勧めたい。2014/08/24
nokan
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役者補遺の実践事例が参考になった。2014/08/18
reoni
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英語教師のための動機付け理論で、ほぼ唯一と言っていい、理論からすぐ使える実践にアプローチした本だと思う。中高の英語教師として、定期的に読みたい本。