内容説明
古代中国の甲骨文字から、現代のパソコンの印刷書体まで…、阿辻教授の漢字談義は天を駈け、地を掘り、止まるところを知らない。気鋭の漢字学者による、目からウロコのエッセイ集。
目次
漢字を楽しむ(虫歯の漢字学;「みち」の漢字学 ほか)
遺跡と文物―漢字の背景(悲しい石碑の物語;馬王堆発掘カラー写真 ほか)
漢字文化を考える(漢字と日本文化;当節中国漢字事情 ほか)
漢字をめぐる宇宙(この世に漢字はいくつあるのか;国字作成のメカニズム ほか)
著者等紹介
阿辻哲次[アツジテツジ]
1951年大阪市に生れる。京都大学文学部卒業、同大学大学院博士課程修了。現在、京都大学総合人間学部教授。専門は漢字を中心とした中国文字文化史
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