レポート・論文をさらによくする「書き直し」ガイド―大学生・大学院生のための自己点検法29

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784469222449
  • NDC分類 816.5
  • Cコード C3081

出版社内容情報

早稲田大学ライティング・センターの文章指導員が、蓄積されたノウハウをもとに、レポート・論文の自己採点法を具体的に提示する。

内容説明

もっと論理的に、もっと伝わるように…文章作成に関するお悩みはありませんか?アカデミック・ライティングの指導者たちが実例をもとにアドバイスします。

目次

第1章 内容の方向性が決まらない
第2章 立場が曖昧
第3章 独りよがりになっている感じがする
第4章 説得力がいまひとつ足りない
第5章 軽い感じがする
第6章 論理展開に一貫性がない
第7章 構成が未整理な気がする
第8章 引用が適切にできているか不安
第9章 図表の扱いに自信がない
第10章 英語部分が心配

著者等紹介

佐渡島紗織[サドシマサオリ]
1998年イリノイ大学にてPh.D.取得。国語教育。現在、早稲田大学国際学術院教授。早稲田大学グローバルエデュケーションセンター、アカデミック・ライティング教育部門長

坂本麻裕子[サカモトマユコ]
2012年名古屋大学大学院国際言語文化研究科にて博士(文学)取得。日本文化学。早稲田大学オープン教育センター助手を経て、現在、早稲田大学グローバルエデュケーションセンター助教

大野真澄[オオノマスミ]
2012年英国エセックス大学大学院言語言語学研究科にてPh.D.取得。応用言語学・英語教育学。早稲田大学グローバルエデュケーションセンター助教を経て、現在、慶應義塾大学法学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

13
題名の通り、学生・院生向けに論文作成の方法を解説した本である。やや難易度は高いが、学術的文章に求められるのは「反証可能性」であり、そのために「先行研究による根拠づけ」(44頁)が必要であるという解説が明瞭で分かりやすい。レポートの書き方を指南する本は玉石混淆というのが正直な感想だが、この本は学術的文章のルールを詳しくかつ簡潔に解説している。その一つであるパラグラフ・ライティングは、様々な類書で解説されているが、本書では構造を把握しやすいように説明されていると思う。2021/08/20

キリル

4
「ひとまず書いた」文章をより論理的に、より読み手に伝わりやすくするにはどうすればよいかを例題の修正と解説という形で説明しています。要点は簡潔にまとまっていますがそれぞれの説明が若干物足りないかなとも思いました。2018/03/08

takao

2
ふむ2021/02/01

RED

2
大学生は重宝する本。分かりやすく、ためになる。2019/06/06

Keiichi Momoi

0
研究計画書などの指導に必要と思い、急遽購入。具体例と修正後がよくわかり重宝する。2017/03/11

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