わきまえの語用論

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わきまえの語用論

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784469221862
  • NDC分類 810
  • Cコード C3081

内容説明

日本文化は「高コンテクスト文化」である。日本語で的確に表現するのは、「場・コンテクスト」をいかに適切に認識するかにかかっている。言語理論のモデルは、常に西洋から来た。しかし、「わきまえ」を理論化するためには、自前の理論装置が必要である。1970年代に始まる自身の研究軌跡を集大成した井出教授の力作論考。

目次

序章 日本語はいかに日本文化と関わるか
第1章 「言うという行為」とモダリティ
第2章 ポライトネスの普遍理論
第3章 わきまえのポライトネス
第4章 敬語のダイナミックな動き
第5章 敬意表現と円滑なコミュニケーション
第6章 女性語はなぜ丁寧か
第7章 ホロン構造型社会の言語使用
第8章 “複雑系”社会の日本語

著者等紹介

井出祥子[イデサチコ]
1939年台湾台北市生まれ。日本女子大学文学部英文学科卒業、国際基督教大学大学院修士課程修了。日本女子大学文学部英文学科専任講師・助教授を経て、同教授。国際語用論学会会長(2006‐2011)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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センケイ (線形)

1
何気ない気遣いの使い分けの裏には思っていた以上に豊かな構造が広がっており、その背景の面白さに驚く。相手、あるいは同じ相手であってもタイミングに応じて使い分けが求められる厳しさは確かにある。だがその中でも一定の自由度はあり、また、多少の束縛がかえって創造性を生むという観点も合点がいった。委員会の一員として著者のかたが示してくれる今後の日本語の在り方として、単にルールベースの敬語を強いるのではなく「敬意表現」としてまとめよう、とする展望にも期待が持てる。個人的に、多要素系とも通じる議論の広がりにも驚かされた。2018/04/30

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