内容説明
この本は、携帯電話を中心にした、モバイルコミュニケーションの様々な問題を、実際の会話の分析にもとづいて明らかにする。
目次
モバイルコミュニケーションの課題
電話の文化史
モバイルコミュニケーションの現在
関係の中の電話/電話の中の関係
名乗りのない名乗り―携帯電話における会話の始まり
「電波が悪い」状況下での会話
居場所をめぐるやりとり―ユビキタス性のコミュニケーション
携帯メール―「親しさ」にかかわるメディア
「他者がいる」状況下での電話
携帯電話を用いた道案内の分析
リモートインストラクション―救急救命指示とヘルプデスクの分析
モバイルコミュニケーションの未来
著者等紹介
山崎敬一[ヤマザキケイイチ]
埼玉大学教養学部教授、博士(文学)(早稲田大学)。専門は、エスノメソドロジー・会話分析・相互行為分析・CSCW・ミュージアム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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