感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こたろう
2
物事の意味とは?について、プロトタイプ理論、フレーム理論を用いて定義を考察して、またメタファーについて考えることで、普段我々が使用している言語の曖昧性について考えられる本。意味自体を元素のような形で分類した場合、何かしらの不都合が出てきて、明確な基準を作るのは難しいというのが鳥(ペンギン、カラス、ダチョウ...etc)を使って示されている。また、テキストを文字通り解釈したなら、まったく意味がわからない言葉を我々は普段無意識に使っているというのが、メタファーという定義で扱われているというのがわかる。2021/07/12
genxx
1
両手でハグしたくなるような素晴らしきイントロダクション.ソシュールの「恣意性」議論を真に受けちゃう人文系ヘタレな人も読んだ方がいいよ2008/08/19
books
0
語の意味…プロトタイプ、イメージスキーマ、フレーム。意味の拡張…メタファー、シネクドキー、メトニミー。
ブックりくまさん
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授業で読む。おそらく、入門かつ専門としてはかなり良い教科書となっている。基本的に従来の考え→その問題点→認知言語学的なアプローチからの新たな視点の提示と展開しているので分かりやすい。2015/08/06
つゆき
0
詳細かつ明晰な記述がなされていて入門書としてグッドでした2011/07/17