内容説明
本書は、1997~1998年の2年間を中心とした、海外における言語学の動向を示した調査報告である。統語論・意味論・語用論などのほか、社会言語学・神経言語学も含めた25篇の論文を収める。755点にのぼる「文献目録」と、それぞれの文献が何を扱ったものであるのかが分かる「トピック別文献索引」、さらに「事項索引」を付す。
目次
言語類型論
文理解
音韻論
最適性理論:統語論
原則と媒介変項の理論(極小主義プログラムにおける計算体系;束縛、作用域、PF;Chomsky(1998))
計算機言語学
認知文法(概念的写像と空間表現;構文研究;統語概念の認知的還元)
語彙的意味論〔ほか〕