内容説明
異世界に邪神ヒラノとして転生したサラリーマンの平乃凡太と、彼の信者となった大魔王ドラクゥは、二人三脚で魔界統一を目指していた―邪神ヒラノが南の新城市で“聖堂”軍と対峙している頃、北の地でも決戦が始まろうとしていた。大魔王ドラクゥのかつての師、グラン・デュ・メーメル率いる魔界最強の騎兵部隊“赤の軍”が、迫っていたのだ。ドラクゥは彼らと正面からぶつかるのは危険と判断し、篭城を選択する。だがそのために、機を見出せないまま互いに牽制しあう日々が続くこととなった。そんな折、人界から来た錬金術師が、とある発明品を持参してドラクゥのもとへやってくる。その発明品は、大魔王軍に勝利をもたらす可能性を秘めていた―ネットで大人気の異世界“神様”戦記ファンタジー、待望の第5章!
著者等紹介
蝉川夏哉[セミカワナツヤ]
1983年、大阪府生まれ。大阪市立大学文学部卒。「邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか」でデビューするに到る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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宇宙猫
26
★★★★ 今回は戦闘メインで、邪心ヒラノとドラクゥのやりとりがないのが寂しい。邪心の出番が少ない方が読みごたえはあるけどね。老将グランの生き様がかっこよかった。邪心ヒラノのイラストがかっこよ過ぎ。2016/03/19
美周郎
2
死に場所を求めた師とそれに答えた弟子が素晴らしい。いまのところ弟子3人のうち一人だけ10円安い感じ、バランス要員か。下界は一段落のようなので、天界・神界の場面転換が楽しみ。2020/02/02
かんがる
1
ネズミの軍師と熊の組み合わせが楽しくてならない! ネズミの軍師は世界初じゃないかな! おもろいわー
fap
1
川中島。 まさかこんなに漢らしい展開を見せるとは。 神様になって地上をのんびり観察しながらちょっと手助けする、 ゆるい物語だとばかり思っていました。 停滞していた時代が動き出すとき、”生きる”行為の意味も変わっていくのか。 神は死んだ。悪魔は去った。なんてことにならなければいいんだけど。2015/05/26
カミヤイン
0
戦の場面が苦手。この本に限らず好みとして戦が嫌いなのかな? 日常とか智の場面が楽しい。2015/07/24