想像力と複眼的思考―沖縄・戦後補償・植民地未清算・靖國

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想像力と複眼的思考―沖縄・戦後補償・植民地未清算・靖國

  • 内田 雅敏【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434188725
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

1945年の敗戦のあとも、「日本国の象徴」「日本国民統合の象徴」として天皇制は残された。侵略の歴史を認めず、謝罪を拒否する靖國神社も生きのびた。その思想を体現する安倍首相は、2013年12月26日に公式参拝を強行した。敗戦からこんにちまで68年余、21世紀を生きる日本人の思想を根底から問う。

目次

第1章 若き学生たちとの刺激的な対話(敗戦の年に生まれた者の一人として―「大日本帝国の実在よりも戦後民主主義の虚妄に賭ける」;人種差別と現代の人権について考える―「人権発達史」講座へ寄せられた学生のレポートから)
第2章 戦争と靖國と従軍「慰安婦」問題(「死者への思い」が歴史に向き合う目を曇らせる―諸先輩および友人にあてた手紙から;従軍「慰安婦」問題と靖國イデオロギー;靖国の虚構をいつまで放置するのか―追悼・「慰霊」を隠れ蓑にした靖国神社の「聖戦」思想)
第3章 妄言を支えるポピュリズム(日中国交回復四〇周年と妄言―南京大虐殺はなかったという河村名古屋市長発言に思う;現代版「ハーメルンの笛吹き男」―沖縄の米軍基地を放置し、無人島尖閣の領有問題に息巻く石原都知事の愚)
第4章 裁判闘争のなかから―弁護士の仕事と裁判官の思い(真摯な動機によるやむにやまれぬ行動―「日の丸・君が代」懲戒処分に東京高裁で逆転勝訴;和解はどのような可能性を拓くか―中国人強制連行・強制労働事件に向き合った裁判官たち;《「狼」を知らない若者たちへ》―大道寺将司は「いい人」であってはならない(「ETV特集」を視る)
ポツダム宣言の受諾と不敬罪・治安維持法―法律家たちはポツダム宣言の受諾と新憲法の制定をどう受け止めたか)
第5章 読書ノートから(古代より、「一衣帯水」の日本と中国―日中国交回復四〇周年に『空海の風景』(司馬遼太郎 一九七五年 中央公論社)を読む
偽書『東日流外三郡誌』―偽書をめぐる人間模様…ほとんど杉浦明平の世界
樋口陽一著『いま、「憲法改正」をどう考えるか』を読む)

著者等紹介

内田雅敏[ウチダマサトシ]
1945年愛知県生まれ。1968年早稲田大学法学部卒業。弁護士。日弁連人権擁護委員会委員、日弁連接見交通権確立実行委員会委員長、関東弁護士会連合会憲法問題委員会委員長を経て、日弁連憲法委員会委員、東京弁護士会憲法問題協議会委員。弁護士としての通常業務の他に、花岡事件、香港軍票問題などの戦後補償請求裁判、自衛隊イラク派兵違憲裁判、立川防衛庁宿舎イラク反戦ビラ入れ事件などに取り組む。専修大学非常勤講師。「平和の灯をヤスクニの闇へ キャンドル行動」事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。