出版社内容情報
SFやファンタジーの枠に入りきらない、
かなり風変わりな、
不思議世界のヘンな話―
それを椎名さんは「超常小説」と呼びます
著者自らが選んだ「ねじのかいてん」、「いそしぎ」、「突進」など傑作短編小説17 編(1巻:9編、
2巻:8編)を加筆修正して収録。各巻末に著者による書き下ろし「自著解説」がついています。
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zzfog
1
懐かしい作品群に初見がちらほら。ねじのかいてんが今読むと新鮮。2015/10/02
ダンスにホン!ころりん
1
いそしぎが悲しく切なかったなぁ。どのお話も???が、やがて!!になったりならなかったり、アナザワールドに飛べるから、シーナワールドはくせになるのだ。2012/06/03
のりゆー
0
やはり椎名誠のSFは良い。荒廃した未来と胡散臭い生物群(人間含む)の世界観に心が洗われる。なんだか良くわからんが、名前だけで何となく想像できる言語センスが素晴らしい。強々とか随貫虫とか。水域は好きな長編のひとつだが、短編は初読。ずいぶん印象が違って面白い。2013/03/24
kiho
0
不思議な世界…でも、未来ではあり得る!?いや、どこかにあるのかも…と思わせる世界でした☆山、森、湖……昔話に出て来そうな情景も印象的♪2012/08/15
森博嗣作品が好き
0
椎名さんの不思議な小説短編集。 昔に書いたお話から、割と新しいお話まで盛りだくさん。 「あれ」は超常現象なのかなぁ~? 沢山のSFチックな話も面白かった^^ Ⅱと言う事は、もっと古い時代に書いたⅠも有る筈だから今度探して読む予定です。2012/07/18