「核エネルギー」はなぜいかにして「危険」か―原発事故の責任を問う前に再稼働は認められない

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434160523
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0030

内容説明

今よみがえる三十年前の透徹した洞察!福島原発事故の中で、搾取の廃絶と労働の解放のために半世紀を生きて来た老活動家、思想家の余りに重い「真実の言葉」!すべての労働者、働く人の必読の書。

目次

第1章 原爆、そして原発と労働者階級の立場―資本主義、帝国主義と原子力エネルギーの“危険性”
第2章 「安全神話」に抗して―資本による“核”利用の「危険性」
第3章 原発は果たして「無理」な存在か―“核エネルギー”は人類にとってすでに一つの現実
第4章 反“核”主義者たちの奇妙な理屈―空虚な論理で人は説得できない
第5章 菅直人の“反原発”政治のトンチンカン―思いつきと保身と無責任と
第6章 原発事故の責任を明らかにせよ―“復興”や“補償”はまず東電や大企業や金持ちの負担で

著者等紹介

林紘義[ハヤシヒロヨシ]
1938年長野県上田市に生まれる。同県伊那谷出身。1958~60年自治会役員及び東京都学連執行委員として、「勤務評定反対闘争」、「六〇年安保闘争」を闘う。二回逮捕、拘留され、起訴、有罪判決を受ける。以後、一貫して『社共』にも『新左翼』諸派にも批判的な、独自の社会主義路線を歩む。1984年社労党結成に参加。労働者の階級的立場と政治を訴えて、国政選挙に数回立候補(組織候補として)するも、力足らずしていずれも落選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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