過労死・過労自殺大国ニッポン―人間の尊厳を求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434144271
  • NDC分類 366.99
  • Cコード C0036

内容説明

働く人々を過労死・過労自殺に追い込む現代日本の労働環境。痛苦の犠牲から我々は何を学ぶべきか。国と企業に対策を求め続ける人権弁護士が語る、過労死・過労自殺の実情。

目次

序章 過労死・過労自殺に取り組んで―若月賞受賞講演
1章 過労死・過労自殺(ビルマの竪琴と過労死裁判;六月にも特別休日を;過労死は構造的問題 ほか)
2章 拉致・人権問題、その他(教育・文化・スポーツ)(九・一一同時多発テロ事件;「自分だけ安全主義」の克服を;北朝鮮帰国事業と日本人拉致 ほか)
3章 小説 一九六八年との対話
終章 九条と拉致の集会に参加して

著者等紹介

川人博[カワヒトヒロシ]
1949年、大阪府泉佐野市生まれ。東京大学経済学部卒業。1978年、東京弁護士会に弁護士登録。文京総合法律事務所を経て、1995年、川人法律事務所創立。1988年から「過労死110番」の活動に参加し、現在、過労死弁護団全国連絡会議幹事長。1992年から東大教養学部「法と社会と人権」ゼミナール講師を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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燃えつきた棒

24
電通の女子社員の過労死が労災認定されたニュースに接して、昔感じていた怒りを思い出した。 その頃僕が働いていたC県庁のK課では、若い職員の間でサービス残業が常態化していた。 ある若い職員などは、毎月100時間を超える残業をしていた。 2016/10/22

akubineko

0
過労死、過労自殺しないまでも、心の病の人が100万人超のニッポン。憲法学者は、憲法は、国家と国民の間で、有効であり、企業には、適用されないという考えが主流だそうだ。これでは、健康的で、文化的な最低限の生活など、国民にできるわけがない。そろそろ国民も、こんな生活にNOをつきつけなければいけない。2010/08/08

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