内容説明
子どもが生きていく力を身につけるためには親が子どもと対等の関係を築く必要がある。勇気づけを基礎にするアドラー心理学から育児の基本を明らかにする。
目次
第1章 育児の目標
第2章 子どもの行動を理解しよう
第3章 子どもを叱るのをやめよう
第4章 子どもをほめるのを止めよう
第5章 子どもを勇気づけよう
第6章 子どもとよい関係を築こう
第7章 これからの育児
著者等紹介
岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)、近大姫路大学看護学部(生命倫理学)非常勤講師。日本アドラー心理学会認定カウンセラー、日本アドラー心理学会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハメ・ドゥースト
1
★★☆p.115アドラー「大切なことは、なにが与えられているかではなく、与えられているものをどう使うかである」p.177この子ことを何も知らないとまではいかなくても、この子についてすべてのことを知っているわけではない、と思って子どもと関わる方が、かえって子どものことを知ることができる。2014/05/06
チャロ
0
アドラー心理学に興味をもちであった一冊。 前半部分は、著者の育児エピソードが語られて、 後半では、著者自身の幼少期の体験、育児体験のエピソードを例に挙げて アドラーの考えを解説。 私も自分の幼少期の体験や育児体験と照らし合わせて読んでみた。 共感する部分が多かった。 著者が育児をした時期と今では、時代背景が違う点や、著者の子供の性格と 自分の子供の性格(タイプ)が異なるためすべて 共感することはできないが、ある程度育児の参考になった。 育児中のお父さんにおすすめの一冊。2015/04/13