内容説明
第141回芥川賞候補にして、「鉄割アルバトロスケット」の戌井昭人と、「Kiiiiiii」のドラマーにして、イラストレーターの多田玲子による果物と野菜たちの愉快な絵本。
著者等紹介
戌井昭人[イヌイアキト]
1971年生まれ、東京出身。熱狂的なファンを持つパフォーマンスチーム「鉄割アルバトロスケット」の脚本を担当。「新潮」、「モンキービジネス」等に小説、エッセイを執筆。「新潮・09年3月号」に発表した小説「まずいスープ」が、第141回芥川賞候補になるなど、近年、小説家としても注目を集めている
多田玲子[タダレイコ]
1976年生まれ、福岡県出身東京育ち。カラフルな色彩と珍妙なモチーフ選択で知られるイラストレーター。多数の装丁、雑誌、アルバムジャケット、ファッションブランド等の仕事を国内外問わず手がけている。ドラムと歌だけの2人組パンクバンド「Kiiiiiii」のドラマーでもあり「Lakin’the Kiiiiiii」の名前でも活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sawa
1
★★★★★ 野菜や果物についてのオモシロコメントと、かわいいイラスト。本のサイズもちびっこくて、とてもかわいい。(図)2012/07/24
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0
芥川賞の祈願を込めて、戌井祭り開催中。ほとんど恋に近いレベルでその作品世界にはまっている。小説そろそろ読みつくしたのでこんなものにまで手をだす。野菜を擬人化したキュートなセリフがならぶ絵本。たとえばカボチャの輪切りはモニュメントにみたてて待ち合わせの目印に。えのきのドラムスティックを合図にロックコンサートがはじまるかと思えば、銃のシリンダーになった蓮根からはハードボイルド小説の書き出しが流れだし・・・・てな調子。この童心はずるいです。2014/07/15
雨巫女
0
個性的な絵とエッセイが面白い。2010/04/11