内容説明
日本古代史の原点、山の辺の道の神話と考古学。初期ヤマト王権の謎を訪ねる待望のガイド書。
目次
磯城―初期ヤマト王権
王権を語る古墳
三諸山―三輪山の祟り神
笠縫邑―元伊勢の伝承
大市―箸墓伝説の正体
纒向―最初の宮都
纒向都市論は本当か
穴磯・長岡岬―穴師の兵主神
出雲と菅原―野見宿祢と土師
山辺道―王権の地
大倭―国のまほろば
ヤマトタケルの東征
布留―石上神宮と物部氏
七支刀と七枝刀
和珥坂―出陣の祭祀、北陸への坂
影媛あはれ
佐保・佐紀―もう一つの王権
田道間守と「北の血」
著者等紹介
〓井忠義[ツルイタダヨシ]
1949年生まれ。元奈良新聞文化記者。唐古・鍵遺跡、纒向遺跡、飛鳥京跡、平城宮跡、藤ノ木古墳などの発掘調査を取材・報道。取締役編集局長を経て、現在、青垣出版代表取締役、倭の国書房代表。奈良の古代文化研究会主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。