内容説明
蔵の町・須坂の「蝶の民俗館」館長が、自らの体験から蝶採集の楽しさと研究分野の広さを語る。蝶の専門家が自然保護・生命尊重のために、小学生にパソコンを与えるよりも昆虫採集の復活を提言。蝶にまつわる文化・歴史・民俗・芸術の数々を紹介する。また、蝶の趣味に生涯をかけた人たちも登場。
目次
第１章 蝶採集の楽しみ（蝶のふしぎ；蝶採集七ツ道具 ほか）
第２章 蝶いろいろ（春と夏の蝶；国蝶と人気の蝶）
第３章 蝶に魅せられた人たち（河内武雄さん；田淵行男さん ほか）
第４章 蝶と民俗（中部地方の蝶と民俗；蝶から生まれた書物 ほか）
著者等紹介
今井彰［イマイアキラ］
１９３５年長野県須坂市生まれ。１９５４年長野県立長野高等学校卒業。１９６０年京都大学経済学部卒業。中部電力勤務の傍ら蝶の研究に励み、１９９９年、須坂市の自宅土蔵を改修し、「蝶の民俗館」を開設、館長に。日本昆虫協会長野支部顧問、名古屋昆虫同好会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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