アルファポリス文庫
若手行員が見た銀行内部事情

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  • サイズ 文庫判/ページ数 197p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784434084492
  • NDC分類 338.04
  • Cコード C0133

内容説明

“堂々とウォール街を闊歩する!”新卒で某メガバンクに入行した著者。だが、希望に満ちて就職したはずのそこは、不条理な因習に支配された、暗く冷たい組織だった…大手銀行をわずか数年で退社した著者が、自らが見た銀行の内部実態を綴ったノンフイクション。就職説明会や週刊誌では語られることのない、本当の銀行の姿が今、明かされる。銀行就職におけるミスマッチを減らす手助けをしたいという一心で書かれた、銀行志望者必読の一冊。

目次

第1章 合併パニック
第2章 支店の規則
第3章 先輩と後輩の関係
第4章 セクハラ
第5章 飲み会
第6章 出世と給料
第7章 病気と怪我
第8章 銀行小ネタ集
第9章 横暴課長
第10章 バブルの遺産
最終章 辞めた理由

著者等紹介

稲村圭[イナムラケイ]
1977年生まれ。2001年、某国立大学を卒業後、某メガバンクに入行。2002年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すぎせい

1
「就活のミスマッチを減らすために書いた」という著者の狙いが、痛いほどと伝わってきた。この環境を乗り越えた当時の若手行員が、現在の課長クラスと考えると、今も下に対する態度は変わってないんじゃないか、と想像。就活生のうちに読めて良かった。さらさら読めるし、メガバンク志望者におすすめ!2017/02/15

mihito_

1
9)銀行は厳しいと噂に聞いていたが、ここに書かれていることが事実なら自分でも辞めたくなると思った。特にセクハラは許せないし、3年で転勤になるからその間我慢し上司に従うという体制が問題だ。2006年発刊なので、今はもっと改善していると期待したい。2015/02/24

ねてた

1
都市銀行員というと、洗練されたエリート高給取りだと言われているが、この本を読んでその印象が変わった。 以下がその要約である。 まず何と言っても体育会系の組織構造だ。稟議書形式で仕事が行われる&生殺与奪権が人事部へのパイプを持つ上司に与えられていることから、上の命令にはノーと言えない気風がある。そのため、パワハラが蔓延る環境にある。それに労働時間(拘束時間)が約14時間と長く、時給換算するとさほど給与も高くない。 2000年代前半のみずほの話なので、極例だと思うが、イメージは変わった。2014/10/20

はごろもり

0
リアルすぎる

pomme

0
2013/01/04

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