内容説明
UFO論争は、隕石、大陸移動説、進化論等の古典的論争以上に、地球規模で多くの人々を巻き込んできた。UFO現象は、非常に感情的でイデオロギー的な反応を誘発するからだ。ゆえにUFO論争を冷静かつ公正に記録する必要がある。本書は、UFO論争を客観的、学術的に捉えた。
目次
第1章 謎の飛行船―論争の序曲
第2章 現代のUFO目撃始まる
第3章 1952年のUFO目撃ウェーブ
第4章 ロバートソン査問会
第5章 コンタクティとUFOマニア
第6章 1954~1958年―NICAPの台頭
第7章 議会公聴会開催を巡る争い
第8章 1965年―論争の転機
第9章 コンドン委員会とその余波
第10章 1973年―過去からのこだま
著者等紹介
ジェイコブス,デビッド・マイケル[ジェイコブス,デビッドマイケル][Jacobs,David Michael]
1973年、ウィスコンシン大学マディソン校で歴史学博士号を取得。現在テンプル大学歴史学準教授。UFOおよびアブダクション現象の研究分野におけるパイオニア的存在
ヒラノ,ヒロ・M.[ヒラノ,ヒロM.]
北海道出身。早稲田大学西洋史学科卒。東京で10年のサラリーマン生活の後、渡米。現在翻訳業の傍ら、アブダクションケースを含むUFO現象史を、特に社会の各層を構成する人間およびその集団の反応、認識、態度を中心に社会学的観点から研究し、また日本と西洋社会のこのトピックに関する認識のギャップをどう埋めていくか模索中。アレン・ハイネックUFO研究センター(CUFOS)、アソシエイトメンバー。カリフォルニア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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maqiso
がっち