内容説明
本書は微分積分学の一環として常微分方程式の解法を扱う。この本の内容は次の通りである。第１、２章で初等的な関数の微分積分の計算法をまとめてある。第３章で、１階の微分方程式を取り上げ、微分方程式を扱いやすい方程式に変形し最後は不定積分の計算に持ち込む求積法を解説している。第４章以後では、線形微分方程式を扱い、解の基本的な性質を確認して、同次線形および非同次線形の一般解を与えている。線形微分方程式の解法として、未定係数法、定数変化法、演算子法、ラプラス変換による方法を一通り解説してある。
目次
第１章 微分法
第２章 不定積分
第３章 １階微分方程式
第４章 線形微分方程式
第５章 演算子と線形微分方程式
第６章 ラプラス変換と線形微分方程式
著者等紹介
内藤敏機［ナイトウトシキ］
１９６９年東京大学大学院理学系研究科数学専攻修士課程修了。電気通信大学電気通信学部教授（理学博士）
申正善［シンジョンソン］
１９７０年朝鮮大学校理学部物理数学科卒業（数学専攻）。電気通信大学非常勤講師（理学博士）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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