表象としての美術、言説としての美術史―室町将軍足利義晴と土佐光茂の絵画

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  • サイズ A5判/ページ数 307p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434036446
  • NDC分類 721.024
  • Cコード C1070

内容説明

室町後期に描かれた「桑実寺縁起絵巻」と「日吉山王・祇園祭礼図屏風」。主題も画面形式も異なる二つの絵画に描き込まれた足利将軍の想いとは。

目次

第1章 室町時代の土佐派をめぐる言説(土佐派衰退の言説について―ジェンダーの視点からの分析;室町時代における「絵所」の再検討)
第2章 「桑実寺縁起絵巻」について(下巻第一段の景観表現;各段の画面の内容;本絵巻の制作意図;義晴・定頼以外の観者にとっての「桑実寺縁起絵巻」)
第3章 サントリー美術館蔵「日吉山王・祇園祭礼図屏風」について(絵師・制作時期の検討;絵の表現の特徴;絵の制作背景の探求;本図に見る表現の意図)
結論

著者等紹介

亀井若菜[カメイワカナ]
1962年神奈川県生まれ。1984年東京外国語大学外国語学部卒業。1995年学習院大学大学院博士後期課程単位取得。1999年国華賞受賞。2002年博士(哲学)。専攻=日本美術史。現在、青山学院女子短期大学、学習院大学、実践女子大学、千葉大学非常勤講師
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