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おおらかな介護力

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434030338
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

「妻の介護」のために市長を辞めて4年。1年7カ月で妻の痴呆は見事に回復したが、その後の悲しい「事故」に…。それでもめげない「のんきなおっさん」の泣き笑いポジティブ介護録。

目次

第1章 「介護地獄」からの脱出(「早よ死んでくれ」;たたいてしまう ほか)
第2章 「おもろい介護」で痴呆が治った(介護と仕事の両立?;退職するということ ほか)
第3章 「辛いとき」をこう乗り越えた(「事故」の知らせ;誤嚥 ほか)
第4章 私の老後、妻の老後、みなさんの老後(自宅看護の始まり;意識が戻ったKさん ほか)

著者等紹介

江村利雄[エムラトシオ]
1924年(大正13)、大阪府高槻市生まれ。大阪府庁を定年退職後、84年(昭和59)に高槻市長就任。99年(平成11)4月、4期目途中で「妻の介護」を理由に辞任。その後、自宅でユニークな介護を展開し、寝たきり・痴呆だった妻をジョークが言えるまでに回復させた。しかし、2000年(平成12)11月、妻はショートステイ先の老健施設で誤嚥“事故”に遭い、以後意識不明に。講演に全国を回って聞いた市井の介護者の声を国政に反映させたいと、2002年(平成14)10月の衆議院補選に出馬するも落選。現在、意識不明の妻を自宅に引き取り、看護する日々を送っている

井上理津子[イノウエリツコ]
フリーライター。1955年、奈良市生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

10
著者は、妻の介護のために、市長を辞めました。でも、辞めたから介護が楽になる訳でもなく…。その試行錯誤や、苦悩、大変な中にも見えた光など、介護の日々を綴った本です。呆けの症状の対応は、頭ごなしに叱ったり、咎めたりするのではなく、相手の話に乗って、自分も演技することで、お互いに楽になるそうです。介護は、本当に、その家庭ごとによってケースが違うし、「これ」というお手本があるわけじゃない。でも、この本を読むと「やっぱり、そう思ったんだ…」と思うことが多々あり、安心しました。2014/09/04

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